The Semco Style 5 Principles to transform the way we work
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インパクトのポイントシステム

– 「インセンティブ」や「ポジティブな同僚からのプレッシャー(働きかけ)」が従業員
エンゲージメントとパフォーマンスを向上させる

素晴らしい企業にしたければ、従業員に「会社にとって最も優先順位の高い重要事項は「会社の興味関心」ではなく「働く一人ひとりの個人の興味関心」だ」ということを伝え安心してもらう必要があります。人は、自分の興味関心を尊重して大事にできた時に、属する組織内で結果を出すことについてモチベーション高く臨めるのです。 – リカルド・セムラー


概要

従業員のパフォーマンスや成果を押し上げるために企業が金銭的インセンティブを設定するという実践はかなり長きにわたって行われてきた実践です。そうした金銭インセンティブ(目の前にぶら下がるニンジン)によるパフォーマンスや成果の向上は間違いなく生まれてきたはずですが、本質的で永続的なスタッフの行動変容をもたらす手法としては非常にその効果が限定的だというのが現状です。

言葉を換えれば、「人はご褒美を得ることを目指して設定されたゴールを達成しようとはするものの、一度その褒美を手にすれば、やる気も姿勢もその前の状態に戻ってしまう」ということです。スザンナ・ガラーニによるハーバード・ビジネス・レビュー誌で発表された『「インセンティブ」及び「同僚/仲間からのプレッシャー(働きかけ)」と「永続的な変化」間にみられる連関』 研究 によれば、「永続的な変化」を引き起こすのにより効果的だったのは、金銭的インセンティブよりも「同僚/仲間からのプレッシャー(働きかけ)」であるとのこと。

というわけで、人間は間違いなく金銭インセンティブによってモチベーションを挙げることが可能ですが、働く人々の姿勢や働き方を根本から永続的に変えられるのは「同僚や仲間からのプレッシャー(働きかけ)」なのです。互いの仕事に相互責任を持ち、全員で分配されることとなる金銭的報酬のために一枚岩となってフォーカスするほうが、一人ひとりが自分のものとして設定された目標やインセンティブに向かって走るより全体としてもより高い結果を出すのです。

チームとして相互に刺激を与えながら仕事をすることで、一人ひとりは自分の仕事効率を向上させるだけなく、チームとして生み出した今までよりも優れた新しいモノゴトへの取り組み方や働き方を継続的に実行しようという力学が働きます。エアロビクスの教室と一緒です。みんなで一緒に取り組むことによって、一人が挫けそうになっても「みんなが見てるし、みんなが頑張っているし、みんなで頑張ろうってお互い応援しているし」と管理者やマネジメントが存在しなくても個々の足し算以上の結果を出すようになります。効率性を向上させるために自分たちの持つリソースの使い方を適正化する術を習得し、お互いがお互いを見ているからこそ、それを継続しようという努力が続くのです。

 

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