The Semco Style 5 Principles to transform the way we work
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結果に対して報酬を与える

従業員と会社の両者にとってwin-winな状況を作る。

生まれた企業利益の最良な投資の形とは、従業員に投資する(分配する)ことだ。 – リカルド・セムラー


概要

企業が利益の一部を従業員に還元するというのはもはや何も新しいことではありません。多くの企業は利益の何%かをプールして(蓄えて)、年度末にインセンティブ(ボーナス)として従業員に還元します。しかしながら、それぞれの従業員がどの程度のインセンティブ(ボーナス)を得るのかについては透明性が欠如していたりします。既存の利益分配モデルで受け取るインセンティブは、個人個人を考慮されたものではありません。そして、個人個人が考慮されない中では、自分に与えられた責任範囲を超えて全力を尽くす動機がなかなか生まれないものです。

反対に、「個人的な興味関心」と「会社の興味関心」をアラインする(方向性を合わせる)スタッフを会社が支援するようになるとどうでしょう:マネージャーが折に触れてチームメンバーとコミュニケーションをとり、チームメンバー一人ひとりが自分で設定した目標を達成できるようにサポートする。リーダー層が、従業員一人ひとりが自分で立てた目標を達成した時に、それを認識し、報酬という形で報いる。このような形にすることで、従業員一人ひとりが、会社の成功と自分を思い入れのある形で結び付けるようになります。

従業員が企業の財務状況を理解し、自分がどうやって会社として生み出す利益の最大化に貢献できるかを自分で考えられるようになると、関わる全員が幸せなwin-winな状況が生み出されます。もちろん、こうしたことが起こることの企業としての事業面でのメリットも見逃せません。会社の成功に従業員が確信を持てるようになると、経営陣は、「従業員が受け取る報酬のうち企業全体の利益に紐づくボーナスの割合を増やし、固定給の部分を最小限に抑える」ことを従業員たちと合意できるようになり、固定給の積み上げとしてかかる人件費という経費を最小限に抑えることができるようになるのです。

また、企業が恩恵を受けるメリットとして、緊急事態に陥った時にも組織としての機敏性(アジリティ)を保つことができる、ということがあります。財務状況が好ましくない時にも、従業員をリストラすることなく、離職率を最低限に抑えることができる。一言でいえば、「結果に対して報酬を付与する」というやり方こそが、継続的に成功し続ける会社を生み出す鍵なのです。

 

 

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