The Semco Style 5 Principles to transform the way we work
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クオリティオブライフ(人生の質)を優先する

「チャレンジ」「意味」「目的」を見いだせない日々は、非常に息が詰まる毎日である。人類は「生産的である」「ゴールに向かって進む」「自分の大事な存在(家族)を養う」「未来を築く」を本能として求めている。会社として大事なのは、従業員に、それら全てを常時絶えず行うことを求めないことである。そして、従業員が「今は自分のための時間が必要なので(やりません)」と言える自由を与えなければいけない。  リカルド・セムラー


概要

旧来の形で経営されている組織で働く多くの人々は、何か深刻な問題が起きるまで、プライベートと仕事のバランスの悪さに目を背ける傾向があります。そのような時代に逆行する姿勢を持ち続けて最終的に陥るのは、緊張を強いられる状況や深い後悔、疲労困憊で仕事に復帰しなければならないような辛い状況です。

様々な調査で、「プライベートに十分な時間を投じられていない従業員は仕事場に物理的にいたとしても、心や集中を目の前の仕事に注げていない」という結果が出ています。逆に、ストレスの高い環境で働く人々は、職場でのネガティブな影響をプライベートに波及させてしまい、家族や周囲の人間との関係性に問題が起きることが多いということも分かっています。

そんな状況にあって、「クオリティオブライフ」というコンセプトは、組織や個人が常に追い求めつつもなかなか手にすることのできない遠い理想と考えられがちです。しかしそもそも、皆が追い求めている「クオリティオブライフ」とはいったいどんなことなのでしょうか?それは、世でもてはやされている「ゲーム機やお昼寝ソファやビールサーバーがある職場」といった表面的なお飾りなのでしょうか?それとも、自分の私生活で予想もしない事態が起きた時に、会社や同僚が理解と共感を示してくれる状態、といったような深い観念的なものでしょうか?

「クオリティライフ」が担保された組織とは一言でいえば、様々な状況において、「自分だったらこうして欲しい」ということを、各自が他者に行えている状態のある組織です。そのためには「人間であれば休みが必要になるときもあるし、これまでと違うことをやりたくなる事もある」ということを組織として理解する「柔軟性」「共感」「信頼」「コミットメント」が必要です。クオリティオブライフ自体は計測可能なものではなく、「クオリティオブライフが満たされている」というのは瞬間的な精神の状態です。時には、明確に意味が見えていない、あるいは、利益創出の余地がないようなアクションが「クオリティオブライフ」を提供することもあるのです。

 

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