The Semco Style 5 Principles to transform the way we work
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シチュエーショナル・リーダーシップ(状況に応じて立ち現われるリーダー)

誰がリーダーシップを取るかは、自然発生に任せる

「これまでのボス」を「新しいボス」にすげ替えることをシチュエーショナル・リーダーシップ(状況に応じたリーダーシップ)とは呼ばない。本当のシチュエーショナル・リーダーシップとは「柔軟で」「効果的で」「進化する」ものであり、セルフマネジメント(自主自立)からしか立ち現われ得ない。よって、シチュエーショナル・リーダーシップの根源とは「コントロールを手放す」ことにある。

– リカルド・セムラー


概要

マネージャーがメンバーたちと業務上の様々な問題を議論している場を想像してみてください。典型的にイメージされるのは、マネージャーが問題を提起し、その後、問題に最も近いメンバーが問題の詳細、最新の状況、懸念点などを場全体に共有するといった展開です。その共有が終わると、ミーティング参加者全員の注意はマネージャーに戻り、結局マネージャーから、問題にどう対応し、誰が何をやるのかが提示される。そういった古典的なマネジメントのやり方で会社が求める着実な取り組みは担保されるのかもしれませんが、それでは真に状況に適応した、そして革新的なアイディアは出てきません。

次に、同じミーティングであるものの決定的に違う場をイメージしてみてください。マネージャーが明確な意思をもってその場の手綱を握るのをやめることで自然に対話が立ち上がり、その問題に最も関心がある個人あるいは複数の人間が明らかになっていくという場です。マネージャーもメンバーも、全く対等な参加者であるという認識のもと、焦点となるトピック、プロセス、設備に最も習熟した人、あるいは過去に類似の課題に直面したことがある人がリーダーシップをとってその場の議論を進めていく。

そうした仕組みにすることで、個々人が肩書に捉われず随時リーダーシップを発揮し、自分らしい形で輝けることになります。また、肩書が最も偉い人でも勤務年数が一番長い人でもなく、問題となっているトピックについて最も見識のある人が議論の場を仕切ることで、スピーディーに問題解決が進むことになるのです。見識のある人に限らず、インターンから経営層に近い人間まで、焦点となっている問題解決に最も情熱を感じる人間がその場でリーダーシップを発揮することができるという仕組みです。

 

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