The Semco Style 5 Principles to transform the way we work
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ジレンマ会話をする

– ソクラテス式の話し合い

人間の本質は認識を必要とする。それがなければ、人々は目的の意識を失い、不満、不穏、非生産的になる – リカルド・セムラー


概要

ファシリテーターにサポートしてもらい小さなグループの人々が集まり、「幸せとは何か?」や「真実とは何か?」といった普遍的な難題について話し合うことで、ソクラテス式の会話やジレンマ会話を始めることになります。これをソクラテスやプラトンの哲学と混同しないことが重要です。そうではなく、ここでは考えを内向きに、人々の特定の経験に目を向け、普遍的な答えと真実に到達することが目標です。

ジレンマ会話は、基本的にグループの話し合いの仕組みとはかけ離れています。機知に富んだ賢いことを言う場ではないのに加え、誰の意見が勝つか、支持を受けるかという争いでもないからです。むしろ、ジレンマ会話は、特定のジレンマに関する意識的な熟考であり、最終的に意見の一致に結びつく明確な意思決定に向けて努めます。

ジレンマ会話に参加する人々は、意見の相違を予想していますが、時間が経つにつれ、意見は一致してきます。会話の時間が限られているので、設定された時間内に結論に達することもあれば、できないこともありますが、会話中に挙がった考え、問題、異議や観察すべてに、合意が得られるまでグループ全体で審議します。

いつも合意に至る必要はありません。そうなれればもちろん良いですが、必要なことではありません。その代わりに私たちに必要なのは「理解」です。例えば、一体何に意見が一致していないのか、それをはっきりさせたうえで、「全く同意していないこと」を理解することができます。物事をよりよく理解することで、意見の不一致をよりよく管理することができます。そして、大きな意見の相違が生じたときは、それはグループの解散を意味していて、敬意と愛情をもってメンバーに別れを告げましょう。

普遍的な難問に関する会話の目的は、合意を作り出すことです。参加者は、グループ内の他のメンバーに対して、注意深く、寛容で、礼儀正しく、辛抱強くいることが必要です。感情は自由に表現して構いません。そして、時間の経過とともに、参加者は、グルーム内に信頼、愛情、励ましがあることに気づき始め、弱さをさらけ出す勇気をもてるようになるのです。

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