The Semco Style 5 Principles to transform the way we work
  • English
  • 日本語

取締役会に一度参加してみる

この施策を展開することが何に繋がるか、どんな力の分配や共生が生まれるのかを正確に知る者はいないだろうが、取締役会メンバー以外の社員が取締役会に参加することで、経営陣は自分たちの様々な矛盾や言行不一致と向き合うこととなり、参加した社員は、自分の意見に耳を傾けられるこの機会によって効力感を感じられるようになるのです。経営陣は自分たちの会社の従業員の存在も、彼らが主張すること・要求することも決して恐れて戦々恐々としてはいけないのです。現実に向き合わないで従業員の声を制圧することよりも、そこに正面から向き合って彼らの声に耳を傾けるほうが遥かに素晴らしい結果をもたらします。 – リカルド・セムラー


概要

私たちの中にある「取締役会」のイメージは、世の中に溢れるイメージに洗脳されています。-大きくて立派な取締役会専用会議室、ビシッといかついスーツで固めた取締役たちの占有する場所、白熱した議論がされているらしいが、その音が漏れ聞こえてくることは防音壁によって一切ないので、中で何が話され、何がどう決められているのかはさっぱり見当がつかない…。経営トップ陣営が決めることは常に最上級機密事項とされ、その内容の詳細が公になるのは、企業による不祥事が発覚して世間がその詳細を求めたときのみ、ということがほとんどです。

企業ではたらく従業員の多くは、取締役と呼ばれる人々と直接知り合う機会すらほとんどありません。よって、「会社でなされる様々な決定事項は自分たちスタッフを知らない人たち、僕らに関心がない人たちが決めている」というような思いを抱きがちなのです。そして、経営陣の決める経営方針の背景にある合理性や思考を本当の意味で理解できている社員もほぼいないのが現実といってよいでしょう。

会社の戦略について「策定する人たち」と「現場で実行する人たち」という分けが存在している状態は従業員エンゲージメントという観点で望ましい状態と言えません。現場の最善線にいる従業員一人ひとりが会社から提案される戦略を理解できない、あるいは自分の仕事に結び付けられない状態では、どんなに素晴らしい戦略があってもその遂行が高いレベルで行われることを望めません。  

 

 

この実践により深くダイブする準備はいいですか?

ここまではほんの導入… 更に多くのセムコスタイルの実践施策、実行手順、インタビュー映像、ケーススタディ(具体的組織による展開例)にアクセスするには.

ツールキット全編にアクセスする