The Semco Style 5 Principles to transform the way we work
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役割と責任を定義する

全員があらゆること全てに対して責任を持つ必要はない

皆、「組織はこう機能するはずだ」という標準的な想定に縛られすぎています。あまりにも多くの場面で皆、変化を起こすことが不可能なように感じ、「組織の中には誰か、大きな方向性や現状をきちんと把握して事を進めているに違いない」と希望的観測で時をやり過ごしてしまう。 – リカルド・セムラー


概要

「チームの在り方」「チーム運営の仕方」は、成功を標榜する組織だけでなく、様々な人にとっても大きな関心ごとの一つです。チームという単位で物事を考えた時、何が正解なのか?チームメンバーの間で、チームとして達成したいプロジェクトの最終目標をどう達成するかについての「HOW」を徹底的にアラインすればいいのだろうか?それとも、メンバー一人ひとりが、「自分の役割と責任」が何かを明確に理解することのほうが重要なのだろうか?など問いは尽きません。

多くの組織、特にスタートアップにおいては、働く一人が当初定めた役割を超えて、様々な役割や仕事を兼任しながら走っています。そうすると一見、多くの物事が起こっている活発な職場に見えるわけですが、実際のところ、表面の皮を一枚めくってみれば中に渦巻いているのは混乱の海であったりします。メンバーである一人ひとりが達成すべき目標だけを言われ具体的な果たすべき「役割」を与えられない場合、結局チーム内でおこるのは、「協働・コラボレーション」という名の下に起こる、「互いのつま先の踏みあい」です。(つま先の踏み合い:互いの仕事が重複したり、他の人がやることの妨げになったりする効率の良くない状態の例え)

関わるプロジェクトについてチームメンバー一人ひとりが自分の役割と責任について一切の疑問を持たない状態を作ることこそがリーダーの仕事です。協働・コラボレーションとは、関わる人々が互いの間にある役割や仕事の境目を理解し、自分の領域の中でどんどんと独立した形で責任を完了していける状態になった時に効率的に進めていけるものです。

既存の役割・責任の定義を見直して再定義するより以前にするべきなのが、個々が今与えられた役割を果たす上で感じている「現実とのギャップ」や「障害」や「不明確な点」の分析です。そして、それをするためにはまず全員で、個々が役割・責任を果たす先にある「そもそものチームの大きな目的」に立ち返り、それぞれが与えられている役割、現状行っているアクションが「チームの大きな目的」を達成することに貢献しているのかを確認する必要があります。  

 

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