The Semco Style 5 Principles to transform the way we work
  • English
  • 日本語

パフォーマンスのパラダイムシフトを起こす

セルフマネジメントは一夜にしては起こりません。

もし従業員に自分たちの方法で物事を自由にやらせなければ、彼らが本当は何ができるのかを知りようがなく、彼らはただルールに従うだけだろう。

– リカルド・セムラー


概要

鋭敏な、または自律したチームは、もはやソフトウェアやITの分野だけに留まりません。むしろこれは日々賛同と信頼を得ている新たな経営の考え方です。しかしながら、組織として機敏になる事を望む事と、実際に機敏である事の間には大きな隔たりがあります。

近年の上級経営幹部を対象としたデロイト調査では、ほぼすべての回答者(94)が、機敏で協力的である事は組織の成功を確かなものにするための最重要課題であると感じている事が明らかにされました。しかしながら、回答者の内のたった6%しか、自分たちが現時点で機敏であると回答できませんでした。

ではこの隔たりの理由は何でしょう?

ペースが速く、革新的で、適応的である鋭敏なチームという概念は、騒々しい市場と裏切りに満ちた競争の中で戦っている従来の企業にとって極めて魅力的です。しかし、言うは易しですが、ほとんどの企業はどういった経営上の機能が実際にセルフマネジメントする事ができ、どういったものができないのかについてははっきり分かっていません。経営陣はしばしば数百の自律的なチームを導入しますが、こういったチームが既存の官僚的システムと方針の欠如によって(結果的に)行き詰まるのを目にする事になっています。

最近まで従来の階層的な構造の一部だったチームが、突然自律的であれと宣言されたとしても、チームのメンバーは戸惑うだけです。目標設定や、戦略の立案、対立の解消、そしてパフォーマンスの評価などの以前は管理側の責任だった事柄が、今や管理責任者がより円滑化の役割を担うことで、チーム自体の責任になったのです。その結果として、回答よりも問題が発生し、チームのメンバーの間の不安感が増加し、そして一般的な混沌とフラストレーションが引き起されました。

これは自律的なチームが、大規模で以前は階層的だった企業には拡がらないと言っているわけではありません。実際、AmazonUSAAのような企業は自身をセルフマネジメント型の鋭敏な組織に変容させた従来の階層的な大企業の事例です。適切に実行されたとき、セルフマネジメントへの移行が生産性の向上と、リスクの低減、品質の向上、そして士気の向上を引き起こす事ができるという事は否定しません。

しかし、セルフマネジメントは一夜にして達成する事はできません。その代わりに企業は、その新たに作った鋭敏なチームが完全な自律に向けて少しずつ前進することを許す必要があります。まず「このチームのパフォーマンスが高いと言えるのはいつか?」といった質問に明確に答える事で、チームの手助けをする事が賢明でしょう。これを行うときは、そういった議論には心理的安全性の境界線が常に関わってくるでしょう。結果として、チームはそういった境界線を押し返すくらいに自信を付け、目標設定や、戦略立案、そしてパフォーマンス評価についての開かれた議論に参加していくでしょう。

 

そして、彼らが自律したチームとして成熟して初めて、真の意味で鋭敏な考え方ができるようになります。

 

この実践により深くダイブする準備はいいですか?

ここまではほんの導入… 更に多くのセムコスタイルの実践施策、実行手順、インタビュー映像、ケーススタディ(具体的組織による展開例)にアクセスするには.

ツールキット全編にアクセスする